アクセス権の継承はデータベースで確認
プリザンターの画面上では、アクセス権の継承を一括で確認することはできません。
アクセス権の継承を一括で確認するには、データベースにて下記のSQL文を実行します。
SELECT
*
FROM
[dbo].[Sites]
WHERE
[InheritPermission] = 999;
// ※ 999 の部分には、継承先を確認したいサイトのIDを入力してください。
実行結果には画像のように、指定したサイトのアクセス権を継承するサイトが出力されます。まとめ
いかがでしたか?
サイトの削除だけでなく、アクセス権の変更を行う際に発生していたエラーについても、今回ご紹介したSQL文を使うと一括で継承サイトを確認できるので便利です。
また、プリザンターを社内等大人数で使用されている場合には、定期的にアクセス権の継承をチェックする運用とすることで、ユーザからの問合せにも対応しやすくなります。
弊社ではプリザンターをご使用中、または、これからご使用になられる方向けに、運用ノウハウ集、プリザンター逆引き辞典、スタイル・スクリプトサンプル集の販売を行っております。
また、 プリザンターからのExcel帳票出力・PDF帳票出力の支援パック販売 も行っております。
プリザンター導入の支援や、スクリプト開発などの支援も行っておりますので、まずは気軽にご相談ください。
※ご相談の内容によっては有料となる場合がございます。予めご了承ください。
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プリザンターのパフォーマンスが気になる時の対応
新年あけましておめでとうございます、シーイーシーカスタマサービスの森山です。
今年も昨年に引き続き、ご愛顧の程よろしくお願いいたします。
さっそくですが、プリザンターお使いのお客様より 「選択肢検索ダイアログの表示に時間がかかる」 「別テーブルへ移動した時の画面の切り替わりが遅くなった」 「導入当時と比べ動きがスムーズではなくなった」 といった内容のお問合せを定期的にいただきます。
パフォーマンスの問題については、テーブルの構成、レコード数、アクセス制御の複雑さ、同時アクセス数、ハードウェア性能など様々な要因が影響するため、原因の特定はとても困難です。
ですが、これまでご紹介してきた記事の対応を行っていただくことで「改善された」とのお声をいただくことがございます。
【プリザンター】 第31回)プリザンターのレスポンス劣化(遅い)と感じた場合の確認と対処方法
【プリザンター】 第91回)SQL Server使用時のパフォーマンス改善
上記の対応とあわせて、不要なサイトを削除することもパフォーマンス改善の1つとなります!
「いざサイト削除実行!」……とした際、画像のようなエラーが表示されたという経験はございませんか?
メッセージに表示されたサイトIDのアクセス権の設定を変更すればエラーは解消されますが、複数のサイトにアクセス権の継承が設定されていた場合、削除実行時に表示に表示されるサイトIDを確認し該当サイトの設定変更を繰り返し行うことはとても大変です。
そこで今回は、どのサイトにアクセス権が継承されているのかを確認する方法についてご紹介します。