ごみ箱の使い方
これまでも「組織」「グループ」「ユーザ」では テナント管理者権限 にて データの削除 が行えましたが、それらに加え「ごみ箱」の操作ができるようになりました。
■ごみ箱からの復元
誤って削除してしまったデータを、「ごみ箱から復元」することができます。
ごみ箱からの復元機能を使用するには、以下の設定と手順を行います。
・設定
設定ファイル:Deleted.json
パラメータ:Restore
設定値:true ※falseの場合は、復元ボタンが表示されません
・手順
1.「管理」メニューを開き「組織 / グループ / ユーザの管理」をクリック
2.「管理」メニューを開き「ごみ箱」をクリック
3.削除されたデータの一覧から、復元したいデータにチェックを入れる
4.「復元」ボタンをクリック
5.ブラウザの確認ダイアログ「OK」をクリック
→ 画面下に「〇〇件復元しました。」とメッセージが表示されたら完了
■ごみ箱からの削除
削除したデータをごみ箱からも削除し、完全削除することができます。
ごみ箱からの削除機能を使用するには、以下の設定と手順を行います。
・設定
設定ファイル:Deleted.json
パラメータ:PhysicalDelete
設定値:true ※falseの場合は、ごみ箱から削除ボタンが表示されません
・手順
1.「管理」メニューを開き「組織 / グループ / ユーザの管理」をクリック
2.「管理」メニューを開き「ごみ箱」をクリック
3.削除されたデータの一覧から、完全削除したいデータにチェックを入れる
4.「ごみ箱から削除」ボタンをクリック
5.ブラウザの確認ダイアログ「OK」をクリック
→ 画面下に「ごみ箱から〇〇件削除しました。」とメッセージが表示されたら完了
まとめ
いかがでしたか?
私自身もこれまでに誤って組織やグループを削除してしまい、膨大なサイトの中から削除してしまったデータのIDを使用したスクリプトを探すという苦い経験をしたことがあります。
今回のごみ箱機能の実装にて、このようなヒューマンエーラーをリカバリすることができるようになりましたので、システム担当者様は幾分気持ちが楽になるのではないでしょうか?
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うっかり削除してしまった!!
こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。
先日、年間サポートをご契約のお客様より次のお問合せをいただきました。
登録されている「組織」の中の1レコードをうっかり削除してしまいました。
この組織の「組織ID」を参照して処理を行うようスクリプトを設定しているサイトがいくつかあります。
この場合、同じように組織のレコードを新たに作成し、スクリプトにある組織ID部分を新しい組織IDに修正する対応が必要でしょうか?
うっかりミスや、認識誤りにて、本来削除したいデータとは異なるデータを削除してしまうことは少なからず発生してしまいます。
以前であれば、お問合せにもあるように新たに組織レコードを作成し、スクリプトの内容を作成した組織IDに修正する必要がありましたが、プリザンターバージョン1.3.49.0 にてその対応が不要となりました。
なぜならば、これまでサイトにしかなかった「ごみ箱」機能が バージョン1.3.49.0 にて「組織」と「グループ」に、また、バージョン1.3.48.0 で「ユーザ」にそれぞれ実装されたからです!!