「アップグレードが始まってしまいました！」

と、大変狼狽された声で窓口にお電話がかかってきました。
お客さまが仰るには、Windows10へのアップグレードはまだ行いたくなかったのに、PCを再起動したら「Windowsをアップグレードしています」と表示されてキャンセルもできないとのこと。

あわてないで大丈夫です。
途中で『拒否』すれば、アップグレードをストップして前のOSを復元できます。
操作の手順はMicrosoft社が用意しているこちらの動画で確認することができます。
（スマートフォンでも閲覧可能です。）

途中で「これは法的文書です」というライセンス条項の画面が表示されたら、ここで［拒否(D)］をクリック。
「いいえ、Windows10への無料アップグレードを行いません」というメッセージが表示されますので、再び［拒否(D)］をクリックします。

［拒否(D)］なんて表示されなかった！！
もうデスクトップが見慣れないWindows10の画面に変わっちゃってるよ～！！
なんて場合も、あわてないで大丈夫です。

Windows10には以前のOSに戻す機能があります。
以前書いたこちらの記事の手順を参考にしていただければ、使い慣れたOSに戻すことができます。

Microsoft社によるWindows10無償アップグレードの期間は2016年7月29日までです。

元に戻せるのですから、Windows10になってしまってもあわてる必要はありません。
無償アップグレード期間中にWindows10の使用感を試してみたり、普段使っているソフトウェアや、周辺機のドライバが正しく動作するかなどを実際に試してみるのも良いかもしれません。
使ってみてだめだったなら、元のOSに戻せますからね。

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