フォルダやテーブルの移動禁止設定方法
プリザンターのフォルダやテーブルの移動の禁止を設定する場合は、設定用のJSONファイルを修正する必要があります。また、設定できるユーザを指定する必要があります。
そのため、設定できるユーザのユーザIDを先に確認して控えておきましょう。(特権ユーザは今回の設定を行わなくても、移動が可能になっています。)
設定は以下の手順で行います。
なお、この設定作業はサーバの管理者権限がある方がサーバにログインをして設定変更を行ってください。
- 設定ファイル(Site.json)を開きます。
(標準設定では、C:¥inetpub¥wwwroot¥pleasanter¥App_Data¥Parameters にあります) - "TopOrderBy": 0 となっている部分の「0」の部分を、先ほど控えておいたユーザID(数値)に書き換えます。
- ファイルを上書き保存します。
- IISを再起動します。
上記の設定を行った後に、設定変更できるユーザではフォルダやテーブルの移動ができることと、その他のユーザでは移動ができないことを確認してみてください。権限がないユーザの場合、最上位のフォルダ以外では「この操作を行うための権限がありません。」というエラーが表示されます。
なお、上記のSite.jsonの設定に誤りがあると、プリザンターで「パラメータファイル "Site.json" の構文エラーです。システムが起動できません。」のエラーがでて起動できなくなりますので、注意ください。
問題があった場合は、一度ユーザID部分を「0」に戻すなどしてください。
自由に変更できるデメリット
こんにちは、CCSの田中です。
プリザンターを使っていると、「フォルダやテーブルの階層(場所)や表示順を変更したい」という場合があると思います。ドラッグ&ドロップで位置を変更できることはご存知かと思います。ただ、ある程度使い慣れてきていて、自分以外の人に勝手に移動されたりすると、いつもあったフォルダが見つからず、検索したり探したりする必要がでてきて困ってしまいますよね。また自分では意図していないのに勝手に移動させてしまった、ということもあるかと思います。
プリザンターでは自由にフォルダやテーブルの移動ができてしまうため、メリットでもあるのですが、この機能が運用上はデメリットにもなったりします。
そこで、自由に移動ができないように設定しましょう。