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2020/11/18
【プリザンター】 第71回)複数テーブルとのリンク作成

ユーザからの質問で新しい発見!

こんにちは、CCSの田中です。

先日社内で使用しているプリザンターについて、利用者から以下のような質問がありました。
「親テーブルから2つの子テーブルにリンクしているんだけど、検索結果がうまく出ない」というものでした。
具体的には、既存顧客と見込み顧客のそれぞれのテーブルがあり、顧客名をタイトルとして持たせており、営業のタスク一覧に顧客名を選択するところで、どちらかのテーブルにある情報から顧客名を選択するというものです。

検索結果がうまく出ない、というのは単なる登録データの勘違いだったのですが、1つの親テーブルに複数の子テーブルを持たせることができることを私が知らず、そちらにビックリしてしまいました。勝手に固定概念で、リンクテーブルは1:1だと思い込んでいたのがよくないですね。

ということで、今回は上記の設定をするとどうなるか?ということを記載したいと思います。

1つの親テーブルに複数の子テーブルをリンクさせる

今回は実際の例に合わせて説明したいと思います。

以下のようなテーブルとリンクする項目は以下になります。
テーブルの後ろのカッコ内の数値は、サイトIDになります。

親テーブル:営業タスク一覧テーブル 顧客名(分類A) サイトID:
子テーブル:既存顧客テーブル(10) 顧客名(タイトル)
子テーブル:見込み顧客テーブル(20) 顧客名(タイトル) 

ここで親テーブルである営業タスク一覧テーブルの顧客名の詳細設定で、[選択肢一覧]には、以下のように2つのサイトIDを記入します。

[[10]]
[[20]]

これだけです。
営業タスク一覧で顧客名を確認してください。2つの子テーブルの情報が羅列されていますよね?
これは個別にテーブル管理はしたいけど、横串的に管理するテーブルで統一された項目を選択する場合に有効です。
商品テーブルなどがカテゴリごとに分けて作成されているが、販売時は1つのテーブルにカテゴリを気にせず登録するときなどに使えます。
もっといろいろと使えるかもしれません。
一度試してみてください。

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は、今までにも説明したリンク機能についてでしたが、実際にどれほどの方が複数子テーブルを設定されているのでしょうか?ちょっと聞いてみたくなりました。まだまだ私も知らないこともあるので、日々勉強が必要です。

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