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2022/02/09
【プリザンター】 第135回)ビュー&フィルタの動作仕様の変更

ビューとフィルタの関係

こんにちは、CCSの田中です。

以前からプリザンターをご利用の方で、ビューを設定していた時にフィルタ操作(またはソート変更)をすると選択したビューが効かずに困ったりした経験のある方はいらっしゃいますでしょうか?
2022/1/8のver.1.2.24から、このあたりが改修されてましたので、今まではどのようになっていて、今回どのように改修されたかを説明したいと思います。
もし、このあたりで困っている方で、まだ上記のバージョン以降にバージョンアップされていない方がいらっしゃいましたら、ぜひバージョンアップして試してみてください。

変更前と変更後の動作の違い

以前も利用したダミー顧客リスト(登録件数500件)で説明します。

このリストには顧客の住所(都道府県)が登録されているため、関東の人だけを抽出するビューを作成します。
以下のとおり、作成した「関東」のビューを選択すると、対象の74件に絞り込まれます。次にフィルタでさらに絞り込みを行う場合に、何かしらの項目でフィルタを実行させて表示をさせますが、ここまでは74件からさらに絞り込んだ状態となり、ここまでは以前のバージョンでも改修以降のバージョンでも同じ動きです。
異なるのはその次からになります。

図1.初期状態(ビューもフィルタも未使用)500件


図2.「関東」ビューで絞り込み 74件


この後にフィルタ部分の「リセット」ボタンをクリックすると、ビューの「関東」は選択されたままですので、リセットしても74件に絞り込んだ状態としてほしいと思いますよね。以前のバージョンですと、ビューもリセットされて500件の表示となっていました。さらにビューのところで、一度別のビューを選択して、再度「関東」を選択しないと関東で絞り込みができない状態でした。

新しいバージョンからは、ビューで絞り込んだ後にフィルタのリセットボタンをクリックしても、ビューの設定は残ったままでフィルタをリセットしてくれるようになりました。図4ではフィルタ部分の都道府県がリセットされていないのがわかると思います。

図3.以前のバージョンでリセットボタンをクリック時


図4.新バージョンでリセットボタンをクリック時

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回はビューとフィルタ部分で仕様が変わったところを紹介しました。
プリザンターのオンラインマニュアルにもバージョンアップ情報のところに記載があるのですが、説明がないと分かりづらいところだったため説明しました。

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