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2022/07/20
【プリザンター】 第155回)ルックアップを親子孫(三階層)テーブルで設定する方法

ルックアップをもっと便利に使うなら

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

さっそくですが、下図をご覧ください。こちらは皆様ご存知の「ルックアップ」を使用したテーブル図となります。
部品テーブルには「メーカーIDに ”メーカーテーブル” を選択肢として設定し、メーカーIDを選択するとメーカー名が自動転記される」というルックアップが設定されています。

ただ業務で使用していると、この「親」「子」だけではなく「孫」の三階層テーブルまでルックアップしたいという場面があります。
下図のテーブルの場合、「製品テーブルの部品IDに ”部品テーブル” を選択肢として設定し、部品IDを選択すると部品名・メーカーID・メーカー名が自動転記される」ように設定するにはどうしたら良いでしょう?

そこで今回は「親」「子」「孫」三階層テーブルでのルックアップ設定方法についてご説明します。

設定方法はとっても簡単!!

今回使用するテーブルのIDは、自動採番機能にて以下のように設定しています。
また、テーブルの全ての項目は「分類(Class)」にて作成しています。
 親:メーカーテーブル…Maker-[NNN]

 子:部品テーブル…Parts-[NNN]


まずは「子」テーブルに、ユーザマニュアルを参考して「親」テーブルの値を転記するように設定します。
設定が完了したら、「孫」テーブルも同様に「子」テーブルの値を転記するように設定します。
どちらの場合も「自動ポストバック」のチェックをONにすることを忘れずに行ってください。

設定が完了した「孫」テーブルで、部品IDを選択してみましょう。




うまく設定されているように見えますが、よくご覧ください。「メーカーID」が設定した自動採番になっていません! これは「レコードID」が表示されています。

ではどのように設定したら「メーカーID」が表示されるのでしょうか。
答えは「メーカーID」項目の選択肢に「メーカーテーブルのサイトIDを設定」するだけです。
実際に「孫:製品テーブル」のメーカーID項目に、メーカーテーブルのサイトIDを [[]] で囲って書いてみます。

今度はどうでしょうか。



メーカーIDが自動転記されました!

まとめ

いかがでしたか? 

ルックアップを使用すると、"入力する手数" と "入力ミスのリスク" を抑えられるので、今回の設定についても是非お試しください。
なお「ルックアップ」を使用した場合、マスタデータの変更を行ってもルックアップ(転記)されたデータには反映されないのでご注意ください。

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