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2022/10/12
【プリザンター】 第165回)フィルター設定に追加された機能

フィルタに追加された機能

こんにちは、CCS田中です。

一覧画面の上にあるフィルタ機能は使っていますでしょうか?
右上にあるサイト全体のフリーテキストの検索以外に、フィルタではテーブルごとに各項目で検索条件を設定することができます。
ここ最近のバージョンアップで、フィルタに細かい機能が多く追加されていますので、まとめて説明したいと思います。

以前の.net framework のバージョン 0.50系では、フィルタには以下の3つの機能のオンオフしかありませんでした。

・フィルタ設定領域を使用する
・一覧のヘッダメニューでフィルタを使用する
・項目連携を使用する

これが、バージョン1.3.22現在で、以下が追加されています。これらについて、次で説明していきます。

・フィルタ設定領域を使用する
・否定フィルタを使用する
・未完了フィルタを使用する
・自分フィルタを使用する
・期限が近いを使用する
・遅延フィルタを使用する
・期限超過フィルタを使用する
・検索フィルタを使用する

フィルタ機能の詳細説明

それでは、一つずつ機能と使用ケースについて説明していきます。オンラインマニュアルに機能の説明はありますが、どういったときに使用するかまでは書かれていないため、以下を参考にして設定をご検討ください。

「フィルタ設定領域を使用する」
機能:一覧画面のフィルタ部分の表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、フィルタ部分が表示されます)
使用ケース:利用者にフィルタを使用させないケースは、オフにします。



「否定フィルタを使用する」
機能:各項目の否定/肯定選択の表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、否定/肯定選択が項目名マウスオーバー時に表示されます)
オンの場合、各項目に入力または選択した内容のまま検索するか(肯定)か、各項目に入力または選択した内容を含まない形で検索するか(否定)を選択します。
使用ケース:選択項目などで一部の項目を含まないものを検索したり、入力した文字列を含まないレコードを検索するときなどに使用します。



「未完了フィルタを使用する」
機能:「未完了」のチェックボックスの表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、「未完了」チェックボックスが表示されます)
このチェックがオンでフィルタ上の「未完了」がオンの場合、未完了(完了や保留(IDで900以上)以外)のレコードが一覧に表示されます。
使用ケース:単に未完了の検索をさせない場合や、状況などを使用していないケースは、未完了自体の検索を行わないため非表示にしたりします。

「自分フィルタを使用する」
機能:「自分」のチェックボックスの表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、「自分」チェックボックスが表示されます)
このチェックがオンでフィルタ上の「自分」がオンの場合、自分が作成したレコードのみが一覧に表示されます。
使用ケース:登録をしている人以外が閲覧されるケースが多い場合に「自分」での絞り込みは必要がないため、非表示にしたりします。

「期限が近いを使用する」
機能:期限付きテーブル使用時に「期限がが近い」のチェックボックスの表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、「期限が近い」チェックボックスが表示されます)
このチェックがオンでフィルタ上の「期限がが近い」がオンの場合、指定した期限(後、前)の日数内のレコードのみが一覧に表示されます。
使用ケース:期限の近いもの(期限の近いの前後日数を指定した日数)で絞り込みを行いたい場合に使用します。

「遅延フィルタを使用する」
機能:期限付きテーブル使用時に「遅延」のチェックボックスの表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、「遅延」チェックボックスが表示されます)
このチェックがオンでフィルタ上の「期限がが近い」がオンの場合、状況が「完了」以外進捗率が遅れているレコードのみが一覧に表示されます。
使用ケース:状況が「完了」以外で、完了日を過ぎているレコードで絞り込みを行いたい場合に使用します。単純に開始から完了までの日数と進捗率を見た割合で判断されます。例えば、作業日数が10日間で現在5日目のときに、50%未満の場合に遅延と判断されます。

「期限超過フィルタを使用する」
機能:期限付きテーブル使用時に「期限超過」のチェックボックスの表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、「期限超過」チェックボックスが表示されます)
このチェックがオンでフィルタ上の「期限超過」がオンの場合、完了日を超過しているレコードのみが一覧に表示されます。
使用ケース:完了の期限を超過しているレコードで絞り込みたい場合に使用します。完了期限の見直し時に使用するなどが便利です。

「検索フィルタを使用する」
機能:フリー検索の検索ボックスの表示/非表示を切り替えます。(既定:オン、フリー検索のテキストボックスが表示されます)
使用ケース:このテーブル内でフリー検索をさせたくない場合に検索ボックスを非表示にします。


まとめ

いかがでしたか?

プリザンターは本当にバージョンアップの頻度が高く、1週間に1回は新しいバージョンがリリースされます。追加機能も多く、今回のような機能も説明が追いつかないくらいリリースされています。オンラインマニュアルは自分の調べたい機能を見る場合はよいですが、気づきという意味では本ブログのような記載も有効かと思いますので、本ブログを参考にしていただければと思います。

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