当社の第三者検証サービスにご興味がございましたら、是非下記からサービス紹介ページをご覧ください。
また、当社ではお客様の製品の品質支援サービスとして、ニアショアサービスもラインナップしております。
下記紹介ページをご覧いただき、何かお困りの事がございましたら、是非お声掛け下さい。
☆☆ブログ内容への質問や追加説明をご希望の方は
【問い合わせフォーム】 こちら からお気軽にお問い合わせください☆☆
当社の第三者検証サービスにご興味がございましたら、是非下記からサービス紹介ページをご覧ください。
また、当社ではお客様の製品の品質支援サービスとして、ニアショアサービスもラインナップしております。
下記紹介ページをご覧いただき、何かお困りの事がございましたら、是非お声掛け下さい。
☆☆ブログ内容への質問や追加説明をご希望の方は
【問い合わせフォーム】 こちら からお気軽にお問い合わせください☆☆
みなさん、こんにちは
「有機EL」は「液晶」と何が違うの?
品質支援サービスのブログ担当 CCS宮崎事業所の小川です。
物価の高騰や急激な円安の影響は、家計にも打撃を与えていますね。
それでも、スポーツ観戦や映画鑑賞などを臨場感溢れる映像や音で楽しむため、最新のテレビやスマートフォンなどはやはり気になるところです、、、
今日はそんな最新のテレビやスマートフォンのディスプレイに関する話題です。
まず話題にしないといけないのは、なんといっても「有機EL」の台頭でしょう。
これまでのテレビやスマートフォンのディスプレイは「液晶」が主流でしたが、現在は有機ELディスプレイのテレビやスマートフォンが増えてきています。
有機ELの代表的な特徴と言えば、やはり「薄さと軽さ」でしょう。
最新のスマートフォンには画面を折りたためる機種がありますが、これは薄くて軽い有機ELを採用することで実現できています。
(もちろん超薄型ガラスの採用など、有機EL以外にも要因はたくさんありますが)
他にも画質や視野角の違いなどがあります。
有機ELと液晶を比較した場合のお互いのメリット・デメリットをまとめてみました。
・素子自体が発光するのでバックライト不要
⇒真っ黒が表現できるので画質にメリハリがある・視野角が広いので正面以外からもキレイに見える
・動きが滑らかなためスポーツ観戦や映画鑑賞に最適
・消費電力量が少ない
・パネルの寿命が無い(約6万時間)
・消費電力量が多い
・パネルの寿命が短い(約3万時間)
・画面の焼き付きが起こりやすい
・衝撃に弱い
・バックライトが必要
⇒真っ黒が表現できず画質がぼやける
有機ELは、画質の良さや動きの滑らかさなど多くのメリットもあります。
その反面、値段の高さや寿命の短さ(液晶の約半分)、画面の焼き付きや衝撃などの耐久性の面でも多くのデメリットもあります。
有機ELの市場規模は年々拡大しており、2026年に748億米ドル(約6兆円)に到達すると予想されています。
有機ELの薄型かつ軽量、形状の自由度が高いなどの特長は、従来は考えられなかった革新的なアプリケーションを続々と生み出しています。
前述した折りたたむことができるスマートフォン(=フォルダブルスマートフォン)や画面の巻き取りが可能なテレビ(=ローラブルテレビ)はその一例です。
「フォルダブルスマートフォン」
2019年初頭からサムスンやファーウェイなどが相次いで端末を発表し、その後も複数のメーカーから新モデルがいくつも登場している。
「フォルダブルスマートフォン」
2019年初頭からサムスンやファーウェイなどが相次いで端末を発表し、その後も複数のメーカーから新モデルがいくつも登場している。
LGエレクトリニクスが発表した、使用しない時は、筐体に巻き込んで格納することができるテレビ。日本国内での発売は未定。
今後はテレビだけでなくスマートフォンも「フォルダブル」から「ローラブル」化する兆しがある。
LGエレクトリニクスが発表した、使用しない時は、筐体に巻き込んで格納することができるテレビ。日本国内での発売は未定。
今後はテレビだけでなくスマートフォンも「フォルダブル」から「ローラブル」化する兆しがある。
また、高い動画応答速度が求められるVRヘッドセットやスマートグラスでの採用拡大、デザイン性を発揮できる車載分野などへの応用も見込まれています。
今後、様々な形で普及が進み、ますます生活に身近な存在になっていくことでしょう。
当社は第三者検証サービスとして数多くのデバイス機器やソフトウェアの動作検証(テスト)を行っております。
その実績やノウハウを元に、有機ELのデメリットに対しても適切なテストアプローチを行います。
・長時間画面表示時(特にナビゲーションバーとステータスバーなど同じ位置に表示され続ける場合)
の画面焼き付きや温度上昇などの動作確認
・上記の画面焼き付きや温度上昇の制御機能(「ダークモード」など)の動作確認
・画面折り畳みを契機とする機能、もしくは画面折り畳みによる機能の抑制の動作確認
・長時間画面表示時(特にナビゲーションバーとステータスバーなど同じ位置に表示され続ける場合)の画面焼き付きや温度上昇などの動作確認
・上記の画面焼き付きや温度上昇の制御機能(「ダークモード」など)の動作確認
・画面折り畳みを契機とする機能、もしくは画面折り畳みによる機能の抑制の動作確認