リセット方法は「行の削除」または「行を追加」
以前に自動採番された番号をリセットするには、データベースの「AutoNumberings」テーブルを編集します。
リセットする方法は、次の2つがあります。
※誤った設定を行った場合、プリザンターに影響が出ることがありますので十分に注意して下さい。
※何かしら問題が発生した場合には設定を戻せるよう、あらかじめバックアップ等の対応を行ってください。
・自動採番が設定されている「対象行を削除」する
→行を削除すると、プリザンターで設定した「既定値」を基準に採番されます。
→「リセット種別」でのリセットが発生した際、「既定値」の番号から開始となります。
・現在の自動採番設定に「行を追加」する
→行を追加すると、下記SQLの「Number」に設定した値(最大値)を基準に採番されます。
→プリザンター上の既定値を1などにしたまま、番号を変更することができます。
下記SQLを実行すると、サイトID「999」で新規作成したレコードの「ClassA」に「200」が採番されます。
insert into [AutoNumberings]
(
[TenantId]
,[ReferenceId]
,[ColumnName]
,[Key]
,[Number]
,[Creator]
,[Updator]
)
values
(
1
,999 -- サイトID
,'ClassA' -- 対象の項目
,'None' -- リセット種別で特定された文字列
,199 -- 最新の番号 ※この次の番号から発番される
,1
,1
);
まとめ
データの登録先が最初からプリザンターであれば特に問題はないと思いますが、他データベースからプリザンターへ移行した場合など、うまく採番されない時にはこちらの方法をお試しください。
弊社では導入の支援や、スクリプト開発などの支援も行っております。こちらは無料ではなく有料になりますが、まずは気軽にご相談ください。
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採番された後に既定値を変更したい!
こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。
プリザンターのバージョン1.3.1.0で実装された「自動採番」機能を使用する際に、事前に自動採番が正しく行われるかのテストをするケースもあるかと思います。本格運用を開始するとなった時、テスト実施時に採番された番号はリセットされて「1」から始まってほしい、と思いますよね?
「リセット種別」を利用することでリセットすることもできますが、「すぐにリセットしたい!」という場合も少なくないでしょう。
そのような場合には、少し難易度は高いですがデータベースを直接編集することでリセットすることができます。