プリザンターを用いたDXの実現
先ほども記載したように、プリザンターはローコード(またはノンコード)であり、業務に使えるアプリケーションを作ることができます。
一般的な開発を伴うアプリケーションの場合は、システムエンジニアや開発者が要件定義⇒設計⇒製造⇒テストなどの工程をふみ、リリースとなります。アジャイル開発ではウォータフォール型とは違って、最初に全体の設計は行わないため大きな手戻りもなく開発が早くなるメリットがあります。プリザンターでのアプリ開発でも同様に作りながら要件に従って製造・修正やテストを繰り返して作りこんでいくため、最終的にものが出来上がりが早くなります。
こういった点が優位性となり、ゼロからスクラッチで開発するのと比べて短期間で実現できます。
さらにプリザンターの場合は開発言語を知らない人でもGUIを使って、入出力(インポートやエクスポート)や表示(一覧、詳細画面)、アクセス権限などが設定できるため、さらに開発速度が速くなります。
つまりプリザンターを使うことによって、デジタルを使ってビジネスを変革し他社との優位性を出せるという点でDXが実現できるのです。
ご理解いただけましたでしょうか。
非常に簡潔にまとめていますが、DXの第一歩となることは間違いないと思います。
あとは、「2025年の崖」に向けて、自社にあるシステムのレガシーシステムからの脱却やブラックボックス化の回避などを進めていかないといけませんね。
DX(デジタルトランスフォーメーション)におけるローコード
こんにちは、CCSの田中です。
最近はどこもかしこもDXという言葉が使われていますね。ITに関わっている人であればDXはご存じかと思いますが、念のために簡単に説明しておきます。
DXとは、Degital Transformationの略です。通常省略形は単語の頭文字をとるので「DT」となりそうですが、「DX」となっています。英語圏で「Trans-」が付いた場合は、across(横切る)という意味と同じと解釈して、Xが略文字で使われるそうです。それで「DX」となっています。
ちなみにDXは、経済産業省のDX推進ガイドライン上で以下のように定義されています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
つまり「デジタルを使って変えていき他より優位になる」ということです。
プリザンターは、ローコード(ノンコードでも使える)アプリケーションです。これがDXにどのように寄与していくかを次で説明します。
社内でDX推進を任されている人などは参考にしてください。