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2022/01/19
【プリザンター】 第132回)電子帳簿保存法に備えて添付ファイル削除不可設定

電子帳簿保存法対応について

こんにちは、CCSの田中です。

令和4年1月1日から施行となっている電子帳簿保存法の改正に関して、電子取引において電子で受け取ったデータは電子データで保存する必要があるということで、かなり混乱された方もいらっしゃるかと思います。
突然この部分に令和4年税制改正大綱において2年の猶予期間が設けられました。

ということで、急ぎではないのかもしれませんが、2年はあっという間ですので準備が必要ですね。

プリザンターで電子文書を管理する場合に(権限があっても)勝手に削除されてしまっては困ります。システム上添付ファイルの削除ができないようになっていれば、(ディスク消費は増えてしまいますが)運用上で困ることはないかと思います。
今までプリザンターでは、権限さえあれば添付ファイルは削除できてしまっていましたが、今回の機能で権限があっても添付ファイルの削除を制御できるようになりました。設定方法は次で説明します。

添付ファイルの削除許可の設定

本機能はバージョン1.2.23以降で有効になっていますので、これよりバージョンの低い方はバージョンアップ後にご確認ください。

添付ファイルの削除許可設定は非常に簡単です。以下の手順で設定を行います。
(削除を不可にする設定)


  1. 対象のテーブルを開きます。
  2. メニューから「管理」→「テーブルの管理」を開きます。
  3. 「エディタ」タブを開きます。
  4. 「現在の設定」から設定する添付ファイルを選択し、「詳細設定」をクリックします。
  5. 「添付ファイルの削除を許可」のチェックボックスをオフにします。
  6. 「変更」をクリックし、画面に戻って「更新」をクリックします。



以上で設定は完了です。
さて実際にどのように表示されるか見てみましょう。
以下は、上が削除許可をオン(今までの使用)、下が削除許可をオフに設定した場合の表示です。
下の添付ファイルの削除を不可にした場合は、右端の「×」が表示されていないのが確認できると思います。たったこれだけなのですが、運用では非常に便利になります。

なお、削除許可がオフ(削除できない設定)の場合でも、ファイルを添付直後(更新前)は削除ができる仕様となっています。間違えて添付したものを削除できないと困りますからね。

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は電子帳簿保存法対応ということで、新機能の添付ファイルの削除許可設定について説明しました。
システムとして何かしら法律や社内のルールに対応していくことは必要かと思います。プリザンターであればノーコード、ローコードでの設定が可能ですので、ぜひお試しください。

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