デヂエの添付ファイルをプリザンターに移行

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

前回まで「CSVファイル」「XMLファイル」を使った「サイボウズデヂエ８からプリザンターへの移行方法」についてご紹介してきました。
さて今回は、移行作業のネックともいえる「添付ファイル」の移行方法についてご紹介します。

過去、CSVリストから添付ファイル付きのレコードを登録する方法についてご紹介していますが、デヂエの添付ファイルはどのように登録（移行）するのかを、次に説明します。

添付ファイルを移行するには？

添付ファイルも一緒に移行する際は、まず”ファイルがどこに格納されているのか”を確認します。
今回確認した環境では、下記の画像にあるPathの通りに格納されていました。

上の画像を見ていただくと分かる通り、格納されているファイルには拡張子がありません。
このようなファイルを、どのようにしてレコードとの紐づけを確認するのか。
それはフォルダ名とファイル名の「数値」になります。
これらの数値は「ライブラリID」「フィールドID」「レコードID」を示しています。
よって「C:\inetpub\scripts\cbdb\dze\file\DB\62\112」の中にある「4」というファイルは、
「ライブラリID＝62（青線）」「フィールドID＝112（橙線）」「レコードID＝4（赤線）」の添付ファイルということになります。

では、これらの添付ファイルをどうすればプリザンターに登録できるのでしょうか？
ユーザーマニュアルのサンプルコードにも記載があるように、ファイルを「base64形式」へ変換する必要があります。ファイルを変換することで、APIを経由してプリザンターに登録することができるのです。

まとめ

私自身、これまでご紹介してきたデヂエのデータ移行を実際にやってみて、プリザンターにデータが登録されていることを確認できた時には大変感動しました。
特に添付ファイルのあるデータの登録が成功した時の喜びはひとしおでした。
是非一度、皆様にもデータ移行にチャレンジしていただきたいと思いますが、もし移行作業にてお困り事が発生した際はご相談ください。
ご相談の内容によっては有料となる場合がございますが、まずは気軽にご相談いただければと思ます。
年間サポートを契約されてのご相談や作業請負をご依頼いただく形での対応も可能です。

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