PowerShellファイルの中身
PowerShellの以下のようなプログラムを作成します。
テキストエディタで作成して、保存するときに拡張子を[ps1]としてください。
<PowerShellの内容>
#リクエストURL
$requestGetUrl = "http://ServerName/api/items/[ユーザテーブルのサイトID]/get"
$requestCreateUrl = "http://ServerName/api/items/[作業テーブルのサイトID]/create"
#Apiキーの指定(2つのテーブルの閲覧、作成権限があるユーザのAPIキーを指定)
$apiKey = "xxx....."
#プリザンターAPIでサイトのレコードを検索
trap [Net.WebException] { continue; }
try
{
$json = @{
ApiKey = $apiKey
}
$requestBody = $json | ConvertTo-Json -Depth 3
$res = Invoke-RestMethod -Uri $requestGetUrl -ContentType "application/json" -Method POST -Body ${requestBody}
}
catch
{
Write-Output $_.Exception
}
#レコードの作成
if ($res.Response.TotalCount -gt 0 ) {
for ($i=0 ; $i -lt $res.Response.TotalCount ; $i++){
$json2 = @{
ApiVersion = 1.1
ApiKey = $apiKey
ClassHash = @{
ClassA = $res.Response.Data[$i].ResultId
}
}
$requestBody = $json2 | ConvertTo-Json -Depth 2
#UTF-8にエンコード プリザンター上での日本語文字化対策
$convertBody = [System.Text.Encoding]::UTF8.GetBytes($requestBody)
$res2 = Invoke-RestMethod -Uri $requestCreateUrl -ContentType "application/json" -Method POST -Body ${convertBody}
}
exit
}
上記が作成できたら、実行してみましょう。
PowerShellが動作するWindowsPC上に上記のファイルを保存し、Windowsキー+Rで名前を指定して実行のウィンドウを開き、そこにPowerShellと入力します。
青いバックのウィンドウが開きますので、上記で保存したファイルを実行します。
ファイルのあるフォルダに移動して、「.\保存したファイル名.ps1」とするの実行できます。
実行後にレコードが作成されていることが確認できると思います。
この作成したps1ファイルをタスクスケジューラで定期実行を指定することで、定期的にレコードを作成することができるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
プリザンターを使用していてPowerShellと組み合わせると、できることの幅が広がりますのでぜひ試してみてください。
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PowerShellを使ったレコード作成
こんにちは、CCS田中です。
決まったレコードを定期的に作成しておきたいという要望などがあったります。
プリザンター上で定期的にレコード作成処理を実行することができないため、PowerShellからAPIを使ってレコードを作成し、そのPowerShellをタスクマネージャなどでスケジューリングすることで定期実行することができるようになります。
今回は、以下の前提として説明いたします。
・2つのテーブルがあり、ユーザテーブルと作業テーブルとします。
・作業テーブルでは、ユーザテーブルのユーザを選択できるようにテーブルリンクしています。
リンクは作業テーブルの「分類A」がユーザテーブルを参照しています。
・ユーザテーブルに登録されているユーザを記載したレコードを、作業テーブルに作成します。