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2020/02/12
【プリザンター】 第30回)レコードの移動を使ったアーカイブ的利用方法

1つのテーブルからアーカイブに移動して効率化を図ろう

こんにちは、CCS田中です。

プリザンターのブログも本編だけで30回目となりました。だんだんネタ切れしそうなのですが、まだ紹介切れていない機能や使い方があるため、引き続き紹介していきたいと思います。

今回は、「レコードの移動」についてです。
プリザンターを使っていると一つのテーブルにレコードを追加していくと思いますが、同じテーブルに存在させなくてもよいレコードなどが存在してくることもあるかと思います。その時にアーカイブ的にレコードを移動を使って、効率化を図ることができます。

レコードを移行するための設定と移動方法

設定方法と使い方について説明します。

レコードの移動は、単に指定したレコードを選択して「移動」とすればよいわけではありません。事前に移動先のテーブルを移動元のテーブルに登録しておく必要があります。手順は以下の通りです。なお、移動元と異動先のテーブル構造(項目)は同じにしておいてください。

1.移動元となるテーブルAをコピーする。(コピーしたものをテーブルBとします)
2.テーブルAを開き、メニューより「管理」→「テーブルの管理」を開きます。
3.「移動」タブを開きます。
4.選択肢一覧から、テーブルBを選択して、「有効化」ボタンをクリックします。
5.「更新」ボタンをクリックします。

これで設定は完了です。続いてレコードの移動方法です。

1.テーブルAを開きます。
2.一括移動の場合は、一覧から移動するレコードにチェックを入れ、「一括移動」ボタンをクリックします。
3.個別移動の場合は、詳細画面を開いて「移動」ボタンをクリックします。
4.移動先の選択画面が表示されたら、テーブルBを選択して「移動」ボタンをクリックします。

これでレコードの移動が完了します。

アクティブなデータだけテーブルAで管理し、すでに終了したものなどはテーブルBへ移行するなどするのもよいかもしれません。
また、テーブルAでの処理を終えたらレコードを移動して、別の人はテーブルBだけを確認するなどすると、余計なデータが見えない分、業務が効率化され間違いもすくなくなります。

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回はレコードの移動について説明しました。意外と簡単だったかと思います。どのように使うかはあなた次第!プリザンターの使い方は自由ですので、いろいろな発想をして使ってみてください。

導入の支援、スクリプト開発などでお困りの場合は、当社で支援もいたします。

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